闇の世界

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ロン「なぁ」 キル「なんだ?ロン」 ロン「パートナーって言っても始めは仮なんだろ?」 キル「そうだ」 ロン「複数をパートナーにするのは無理なのか?」 キル「できる。だが勧めない方法だな」 ロン「なんで?」 キル「仲間と共に行動するにつれ、みんなが同じくらい強くなる。 しかも一緒にいる時間が長いほど感情移入も著しい。 そんな中から一人選び出すのは苦しいと思うがなぁ…」 ロン「俺がすることに仲間が一人じゃ足りないんだよ。 頼むよ…」 キル「なら逆にお前がしようとしていることにパートナーはついて来れると思うのか?」 ロン「来れないなら…強くなって一人で行くさ」 キル「強情なやつだな。 まぁ目的達成までは好きにしろ。 まぁここまで話が進むとお前のタイプは分かるなぁ」 ロン「あぁ。俺が選ぶのはドレアムだ」 キル「やはりな。 強くなると決意したやつは大概そうだ。 俺もそうだったしガクもそうだ」 ロン「ガク?」 キル「あぁ。現時点闇世界最強の人間だ。 まぁ悪魔に近いな」 ロン「会ってみたいな…」 キル「絶対会うことになるさ。 ドレアムの講師はガクしかいないからな」 ロン「じゃあ強くなれそうだな!」 キル「ふっ…まぁ頑張りな。 あとクウは補助攻撃魔法。 サイは攻撃的魔法を選択した」 ロン「予想はしてたよ」 キル「そうだろうな。どうする?二人ともパートナーとして契約しておくか?」 ロン「あぁ、頼む」 キル「では契約の契りを説明する。こっちに来い」 俺達は別部屋に移動した。
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