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すべてが不器用なぼくは急に
愛する人の
詩を歌いたいと思った
普段はあなたの前じゃ
出し切れない
思いが
全てあった
まったく詩など初心者なぼくは
これから作るこの詩に
託そうとした
そしてこの詩を歌う
ある日は
どうしようもない
くらい泣ける夜もあった
すごく悩んだ
あなたの前だけで
素直になれず
苦しんでいる
自分がいた
ぼくはそれを
わかっていた
死ぬほどわかっていた
わかっているから
ものすごく
悔しかった...
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