運命の糸について

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「そっ……か、」 僕もチカに笑い返した。 ただ、 チカの肩の仄白い光は どうしても消えては くれなかった。 僕が告白した瞬間、 一瞬収縮した仄白い光は、 ゆっくりとだが、 確実に揺れながら、 どこか後ろの方、 僕じゃない場所に伸びていた。
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