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「痛いの痛いのとんでけーってね」
「変な・・・プリースト・・・」
「失礼だな、治してやったのに・・・それに、『プリースト』じゃない、俺はカイ、お前は?」
「エル・・・」
「じゃあエル、さっき俺の精気を吸うんだって息巻いてたよな?」
そうだ!すっかりこのプリースト・・・カイのペースに乗せられてたけど、当初の目的は、あくまでも吸精なんだから!!
「そ、そうよ!逃げても無駄なんだからっ」
「別に逃げやしないさ」
そう言うと、カイはあたしの両手を括ってた力を緩めた。
「で?淫魔ってのはどうやって精気を吸うんだ?」
・・・・・・やっぱり、変なヤツ・・・・・・。
調子狂うなぁ・・・💦💦
でも、この上ないチャンスよエル!
自分から精気を捧げてくれるなんて、ラッキー💡💡
そうと決まれば・・・。
「この尻尾で・・・」
「尻尾で?」
「えっちな夢を見せて、気持ちよくなってる所を、あたしが美味しく頂くってワケ❤❤」
「ふぅん・・・夢・・・ねぇ・・・」
その時、フッとカイの目が意地悪く光った。
その時、
ぐいっっ!!
「みぎゃあっっ!!!!」
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