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「いっ、いやぁだッ!」
尻尾を掴まれて宙吊り状態なあたしは、必死の抵抗虚しくばたばたともがくだけだった。
に・・・人間風情に手も足もでないなんてぇ・・・😢💦
悔しさに涙が滲んで来た時、
ぐ・ぐーーーーーっっ😱
Σ(゜ロ゜;)
せーーだいな音をたてたのは、あたしのお腹・・・。
そうだ・・・忘れてたけど、人間界に来てからこっち、マトモな食事をしてないんだったぁぁ・・・💦
へなへなと急に力の抜けたあたしを見て、カイが呆気に取られた顔をしていると思ったら、尻尾を掴んでた手をパッと離して笑い出した。
く・・・💦わ、笑うなぁぁぁ😢
もう、悔しいやら情けないやらだけど、もう動く気力もないよぉ・・・。
「そっか、お前腹減ってんのか。成る程ね、なら話は早いな」
カイはそう言ったかと思うと、あたしにゆっくり覆いかぶさり・・・。
「んぅ・・・っ」
唇を塞いだ。
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