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ご・・・ごっくん💦
「そ、そんな凄いの?」
「おぅ。写真も撮って来たぜ。見る?」
「見る見る!!👀」
殆ど奪い取るようにユウから写真を引ったくる。
どく・・・ん。
心臓、口から飛び出すかと思った。
無言で写真を見つめるあたしに、ユウが悪戯っぽく、
「・・・めちゃめちゃ好みなんだろ?w」
まるでココロを見透かしたかの様に聞いてくる。
「ちょ・・・直球真ん中どストライクだよ!!!>w<」
少し長めの黒い髪。
眼鏡の奥の切れ長の瞳。
ちょっと意地悪そうな唇だけど、笑顔がすっごい可愛い・・・。
写真ではその位しかわからないけど、あたしの興味をそそるには充分過ぎた。
と、同時に、食欲(性欲)がふつふつと湧いてきて・・・。
「ユウありがと!!あたし、絶対こいつの精気吸い尽くしてくるっっ❤❤」
意気込んで、あたし、ペロッと舌なめずりをしてみせる。
さー、こぉんな極上の男(しかも極上精気付き❤)逃す手はないわよ!エル!!
思い立ったら、即行動!!!!>w<
あたしは木の枝を蹴って、くるりん一回転。
そのまま羽根を広げて街へと夜の街へと飛び立った。
「上手く吸えたら、俺にもちょっと分けてなーーー!!!」
弧を描くお月様をなぞる様に街へと滑空して行ったあたしを見送りながら、
「まぁ、あのプリーストは、多分一筋縄じゃいかねーだろーケド・・・な💡」
なぁんてユウが呟いてた事なんて、当然あたしは知らなかったのダ💦💦
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