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～夜毬～
教室からでて、そのままただただ廊下を走っていく
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ
なんなのよ!!
あいつ!!
急に冷たくなって…
せっかく映画誘おうと勇気だしたのに!!
ﾋﾟﾀ
そして立ち止まり、下をむく
その視界はゆがんでいて、瞳から落ちた雫は床に黒いしみをつける
なに…
なに泣いてるのよ私…
勝手にあいつと映画行けると妄想して
期待して
馬鹿みたいじゃない私!!
夜毬「うえーん!!」
ついに廊下で泣き出してしまった
なに私ったら廊下で大泣きしてんのよ
あんだけ冷たくしといて自分の都合の良いときだけ話しかけて…
最低よ私…
私はあいつにこんなひどいことしてたんだ
あいつも…
こんなに傷ついてたのかな？
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