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だったらさ…
そんなの気にしないくらいに
すっきりしてやろうじゃねーか!!
美しく咲いて
散ってやる!!
待ってろよ?夜毬
そうときまれば…
手にしたのは朝日に照らされ、黒くひかる携帯
ピピピ
プルルルル、プルルルル
六真『もしもし、辰?』
辰「なんだよ…こんな朝早くにぃ…」
六真『わりぃな』
辰「グゥグゥ…」
六真『ちょっ
寝るなよ馬鹿』
辰「…ただいま留守にしています…
ピーとなりましたらお名前とご用件を…グゥグゥ」
六真『ピーじゃないじゃん!!てか起きろ!!』
それでも起きる気はないらしく、携帯からは規則正しいいびきが聞こえてくる
スゥ
六真は腹いっぱい空気をすいこむ
六真『起きろー!!!!!』
辰「おわぁ!!!!!!」
ドタンッ
辰「っ…いってぇ…」
六真『おはよう辰君
さわやかな朝だね』
辰「あぁさわやかだよ…
青いよ…絶対青くなるよ
このあざ
だ・れ・かさんのおかげで」
六真『わりぃ、わりぃ
まさかベッドから落ちるなんてなぁ
今度なんかおごってやるからさ』
辰「…ちゃんと約束守れよ
で、用件」
六真『あぁ…
ちょっと頼みがあんだけど』
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