『私』

中学で…

中学生になった私は新しい生活に胸をワクワクさせていた。 新しい制服、新しいクラス、初めて見るクラスの生徒。緊張しながら席に着くと間もなく担任が入ってきた。入学式で紹介された時も《やだなぁ…あの先生…》と思ったけど、改めてみるとやっぱり嫌だ…それでも各自自己紹介が始まり私の番が来て自分の名前を言ったその後『ﾁｭｳﾊﾞ〇だな』《ｯて間違ってるしｯ！》読みにくい苗字だｯたせいなのか、それからも間違いのまま呼ばれｲｼﾞﾒを受け続けた①年だった。よくテレビでｲｼﾞﾒは受ける側にも問題があるｯていうけど、《そんな簡単な事じゃないんだﾖｯ！》②組に別れてする時も①人だった、ﾌｫｰｸﾀﾞﾝｽは避けられる…学校休みたかったけど、ｼｽﾀｰ達に言う事も出来なくて夜に布団の中で泣いた(:_;)誰にも言えないまま①年が過ぎようとした時に正式に両親の離婚が決まった。苗字も母の苗字になるけど、学年が上がる時までは父の苗字でいることになった。忌まわしい苗字！早く②年になりたかった！もう壊れそうだった中学①年の私を開放してやりたかった。そして②年生になった。