初恋

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『兄貴』と呼べない、たった一人の人物がいた。 好きで好きで仕方がない。 これが恋だと、はじめてわかった相手が男だった。 毎日、会いにいって 色んな話をしていたけど アイツのことは何も知らなかった。 ただの一方通行の恋だった。
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