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ふわふわと風船が空を舞う。
パンダは風船の紐にしがみつきながら空を漂っていました。
そのパンダはパンダと呼ぶにはあまりに小さく大人の手のひらに乗る程度の大きさでした。
パンダはその体の大きさに不釣り合いな肩掛けの鞄を大事そうに持っていました。
その鞄の中には神様が書いた大事な手紙が入っているです。
「お疲れさまとありがとうの手紙を届けてほしい」
神様はパンダにそう言いました。
そう。パンダの役目は全ての生き物にお疲れさまとありがとうを届けることでした。
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