第二話

2/10
前へ
/47ページ
次へ
    ピッピピ ピッピピ.. ピッピピ ピッピガシャッ!!   目覚まし時計が せわしく鳴り響く須藤家の朝..   本来なら目覚まし時計は 起こす役割なのだが…     魅「うるさい!!寝させろ!!」     魅羽にあっけなく止められる。 そして魅羽はもう一眠り。   虚しく放置される目覚まし時計..     すると… 二度寝している魅羽の名前を 下から誰かが叫ぶ。     朱音「みーわー!!!」     魅羽の姉,朱音(あかね),19歳。 朱音は階段をかけ上り..     朱「起きろっつーの!!!」バンッ     魅羽の部屋のドアを そりゃもう思いっきり開けた。     魅「うるさいってば!!!」   朱「だったら起きろ!!ノロマ!!」     いきなり ノロマ呼ばわりの魅羽。     魅「誰がノロマよ!!あたしは   低血圧なのよ!!!わかる?」     変な言い訳をする魅羽。     朱「はいはい…   もう目覚めたでしょ?   早く降りて朝飯食えやボケ」   魅「…この野郎」     そして敗北する魅羽。     魅羽は朱音に 口喧嘩で勝ったことが無い。     魅羽は しかたなく下に降りた。   .
/47ページ

最初のコメントを投稿しよう!

48人が本棚に入れています
本棚に追加