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魅「お母さん、おは…あれ?」
─下に降りてみたら
お母さんが居なかった。
魅羽は朱音に尋ねた。
魅「ねぇ、お母さんは?」
朱「朝早く出掛けた」
いかにも
「ダリィな」みたいな口調で
答える朱音に
少々イラつきながら魅羽は
魅「ふーん、わかった」
と言い捨てた。
朱「そんなこと
どうでもいいから早く飯食え」
魅「へいへい。」
魅羽は
しぶしぶ朝ごはんを食べ始めた。
沈黙が続いた..
その沈黙を先に破ったのは
魅羽だった。
魅「お母さんどこ行ったの?」
朱「知らん。」
会話終了…
魅羽の努力も虚しく
朱音は見事に会話を終わらせた。
なんだか切なくなった魅羽は
魅「会話終わっちゃったよ」ボソッ
とポツリ。
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