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消す?ふざけないでよ、菜々子達が私の救いなんだから… 美佐は宮に毒ずきながら、足早に進めてた歩みを止める。 「どうしよう、携帯…」 そう、先程宮から奪った携帯…何時までも美佐が持ってる訳にはいかない 宮は美佐より、二つばかり年上なだけにも関わらず、 桜川組の一人息子など関係なく部下に選ばれて今は若頭をやっている。 もし、今、組から電話がかかってきたら… そう思うと重い足取りで美佐は、自室へ向かった。
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