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俺は、泣いたまま気を失った瑞希を見て、無理矢理抱いたコトを後悔していた
「瑞希…。」
瑞希の自由を奪っていた拘束具を全て外し、唇と外した部位に優しくキスをした
昨夜、拒んではいたけれど一緒に寝てくれたし、
朝、もし本気で嫌ならば何時でも逃げられた筈だから…等と自分の都合の善い方向にばかり考えていた
『ウ…、ア…』
寝ている筈の瑞希が突然、切なげな声を上げたので少しばかり驚いた
「瑞希…すまない…」
寝言でも苦しんでいるなんて…
俺は瑞希の傍に居るコトに耐えられず寝室を出た
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