中庭

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芝生の上に仰向けになって休んでいる椎名を見つけた 僕は寄り添うように座った やっと見つけたが、眠っているし何と声をかけよう 「ん…」 突然椎名が甘い吐息を吐いた 「み…ず…き…」 直後、途切れとぎれではあるが名前を呼ばれたコトに気付き、僕は顔が熱くなるのを感じた
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