プロローグ

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―5分後― 計った様にぴったりの時間で僕の目の前に白くて大きな外車が停まった 車の右の窓がおもむろに開き、中の男が僕に声を掛けた 「桜井さん…?ですね」 『は、はい』 中の男は中肉中背… 喧嘩したら五分五分だななんて下らないコトを考えていると 「今ドアが開きますから下がって下さい」 と言われ僕は半歩程下がった 右のドアがゆっくりと開き中の男 …いや、面接の担当者の 椎名さんが僕を招き入れた
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