天使の翼

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肩の次は腕に衝動 リアンに腕を(勢いよく)掴まれたようだ さっきのリアンとは思えない程真剣な顔になっていた 思わずドキリとしてしまった 「ユリア アタシじゃない天使に何言われても アタシが守ってあげる だから1人で泣かないで」 意味はわからないが とりあえず頷いた 私が頷いた後 リアンは私に向けてニコォと(不気味に)笑った 「じゃあはい 手ぇ繋ご?」 「あ はい わかりました」 そう言ってリアンから差し出された手 その手を 私は強く握った 「おぉ~い リアン~!」 結構遠くから誰かの声が聞こえた そして 羽音がどんどん近付いてきた
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