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「コイツはユリア 人間だけど私の不老不死の力を持っている つまり半分人間 半分天使ってこと」
いつの間にかリイラさんは正座をしながらリアンを見上げていた
リイラさんはすっくと立ち上がり 恐る恐る私に手を近付けた
リイラさんの指が ちょんっと私に触れた
私はそのまま何も言わず 動かずでじっとリイラさんを見ていた
すると リイラさんの顔がみるみるうちに輝いていった
いつの間にか私はリイラさんに抱き締められていた
「か~わ~い~♪こんなサラッサラの藍色ロングヘアー私も憧れてんのよね~!」
リイラさんに頬擦りされ 髪をわしゃわしゃされ…
正直 鬱陶しい
リアンがリイラさんを引っ張り 無理矢理私とリイラさんを離させた
「リイラ ユリアが困ってる それにアタシ達は急いでんの 邪魔しないでよ鬱陶しい!」
リアンはそう言ってから私の腕を掴み リイラさんをほっといて歩き出した
「何お~!ぼさぼさ藍色ショートヘアーが!ユリアちゃん今度また触らせて「じゃぁかしいわ!」
リイラさんが言ってる途中なのに リアンったら…
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