始まりは突然に

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今日の授業は終わり 下校しようと鞄を持ち 教室を出た 家に帰ろうといつもの道を通る すると 目の前には同い年程度の少女が立っていた じっと私を見ているが 見てみぬふりをしてスルーしようとした 「ちょ待てや」 案の定止められた しかも 肩を強く掴まれながら 「何ですか?」 「返してよ」 少女が睨み付けながら手を出してきた 「はい?」 思わずすっとんきょうな返事をしてしまった その私の返事に少女はイラついたのか 更に鋭く睨み付けてきた 「だ~か~ら~返してってば!私の『不老不死』の力!」 不老…不死…… って え!?
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