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「その力は元々私のなの 返してよ」
少しつり目な瞳が 更につり上がった
…恐い
「あ あんたアタシを恐いって思ったでしょ?」
「思ってませんよ」
更につり上がったらすごく恐くなりそうだったから とりあえず嘘をついた
「はぁ まぁいいや 私はリアン あんたは?」
「私は悠李亜」
リアンはふ~んと言ってから 私を物珍しそうに色んな方向を見まくった
何なんだろ…
視線がものすごく痛いんですけど…
「…ってことだ ユリアを天界に連れていく」
ってことだってどういう意味?
そう言いたかったけど 更に話がめんどくさくなりそうだったのでやめた
…って天界?
「さぁユリア 手を繋いで 飛ぶから」
「飛ぶって…どうやって!?」
私が焦りながらリアンに問い掛けると リアンはニヤリと笑った
「アタシには これがあるから さ!」
リアンの背中から出てきたのは…
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