始まりは突然に

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リアンの背中から出てきたのは 紛れもなく純白の翼 だが 片方しか翼は無かった 天界…ってことは 「リアンって天使なんですか!?」 「ピンポ~ン 大当たり~♪ほら 手ぇ」 リアンが私の手を待っているのか 手をブンブン振っている まるで 早くしろ と言っているようだった 今の私には これしか選択肢は無いみたいだし… 仕方ないか 私はリアンの手を握った 「んじゃっ 出発進行~♪」 急に浮遊感を感じたと思ったら 私の足が地面から離れた うわぁ 私飛んでる~! 「天界まで一直線だよ!」 そう これが リアンと私 ユリアの 運命の出会いでした
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