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数分も経たんうちにマネージャーはきた。
車の中でお互い何もしゃべることもなく、光一は寝てるし、僕は外の景色を見てる。
30分もしんうちに今日の仕事先についた。
光一を起こそうとするんやけど起きてくれへん。
ぁ、…そいや光一低血圧やったなぁとぼんやり思い出す。
これは…粘り合いや。こんなときは粘らんと甘やかしたらあかんと僕のおかんが豪語してたから間違いない。
粘り切ったもん勝ちや。
「こぉちゃん」
「…」
「光一ぃ‼」
「…」
「光一さぁーん‼」
「…」
とは言ったものの、こいつびくともしやがれへん💧
…ぁ‼せゃ❤
んふふ(笑)今に見ときや?光一❤
「光一くん起きないね」
マネージャーも苦笑気味。
これをやったら確かに確実に光一は起きるやろう。
でもきっと可愛い声あげよるから……
マネージャー、今は席を外してもらいまひょか😌
「ん~…僕起こして連れて行くんで先行っといてもらえます?」
「わかりました、お願いしますね」
「まかしときぃ」
僕以外に光一を起こせる奴なんかおらへんからな😃
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