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バイトを辞めて、俺は少し離れた街で本格的にヤクザ業界に入った。
朝から親分の飯を作る日々が半年以上続いた。
集金もさせられたし、運転手もやらされた。
自分の時間は無くなって、朝と夜が逆転したよ。
毎日飲み歩いたし、キャバクラ通って、
集金した金で博打して。
お金なんかあってない生活。
旨い寿司は毎日食えたし、キャバクラやスナックのねぇちゃんとヤレた。
軽い女が山ほどいたね。
俺はその頃、薬は止めてたけど、廃人だった。
あ、薬は組が認めないの。
あれは御法度なんだよね。
うちの組は、覚せい剤には厳しかったから、俺も手は出せなかった。
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