序章

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彼女は僕にそんなことを思わせるために言ったんじゃないだろう それくらいわかるよ‥っ でも悔しいんだ 昔の彼を思い出せるほど 僕でいっぱいになってないんだ 彼女は僕の存在をどれくらいの大きさで見てるのだろう 子供たちが持っている風船くらい? それとも‥ きらきら光るビー玉くらい? キミの目にどう映ってるのか‥ わからなくてもどかしい それから僕らは 心の通わぬやりとりばかり‥ .
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