序章

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「まっ待って‥!」 彼女の焦った声に僕は思わず振り返る 肩で息をする彼女を見つめる 「あそこのお店みよう‥って言ったじゃん」 「‥!ごめん」 ぼーっとしていて気づかなかった 「いいよ‥あっちのお店いこ」 ────── 「なあ‥これどう?」 「‥‥‥‥。」 「聞いてる?」 「‥‥あ」 彼女は気付いたみたいで 「ごめん」 と言って下を向く
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