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もう君は猫背になれたのかい?
そんな問いにビクビクしながら暮らしていた十代。
一体いつになったら猫背になるだい?
そんな問いに枕を濡らす夜は数え切れなかった二十代。
君の中途半端な猫背は見るに足らないね。
そんな言葉を受けながらも猫背のためなら命をかけていいと思えた三十代。
真の猫背になれる日を信じて生き続けてきた。
夢は叶えるものだと信じ続けてきた。
来世に期待したときもあった。
「来世こそは…」
「来世こそは…」
そんな人生を歩んできた。
そんな人生の先には輝ける未来が待っている。
清潔で美しく健やかな毎日を目指す花王がお送りしました。
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