カブキもの

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一五四七年尾張の国 一人の旅人と町人が会話をしている 「そろそろかね じき尾張も騒がしくなりそうだ」 一人の町人が話かける 「また旅かい?」 「まぁな この下剋上の世のなかじゃぁ何処にいっても同じだろうがな」 「下剋上?なんじゃそりぁ」 聞いたこともない言葉に不思議そうにする町人に対して自慢げに答える旅人 「へっ戦の世ってことだよ」 当日の日本は足利幕府の権力が地に落ち下の者が上の者を倒しのし上がれる世界これを『下剋上』の世と言う
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