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ゆらゆらと
ゆらゆらと
ゆらゆらと僕は生きる
ゆらゆらと立ち上ぼる陽炎の様に…
ゆらゆらとたなびく葉蔭の様に…
ただただそこに在り続けたい。
ゆらゆらと…
ゆらゆらと小川を流れる木葉の船の様に…
ゆらゆらと空を流れる雲の様に…
ゆらゆらと…
ただ在るがままに…
ただゆらゆらと…
流れるままに…
ゆらゆらと…
そんな風に…
僕は生きてゆきたい。
君が苦しみの時には…
傍らをとぼとぼと歩き…
君が悲しみの時には…
傍らではらはらと涙を流し…
君が立ち止まり…
ただの一歩すら歩き出せない時には…
傍らでしずしずと在り続け…
君が喜びの時には…
傍らできらきらと笑っている…
そう在りたいと…
僕は願う。
ゆらゆらと願う。
とぼとぼと…
はらはらと…
しずしずと…
ゆらゆらと…
そういうモノに…
僕はなりたいんだ。
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