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たちまちツーンと何ともいえない刺激臭が鼻を突く。
こ‥これは何という料理だろう………
白い液体?がグツグツと湯気を出している。
それだけならば、まだ食べられそう?ではあるのだが…………
無理っ!!絶対これは無理!!!
白い液体の中では緑色の目玉やら指やらが入っており、少しではあるがピクピクと動いている。
苑火「……………………。」
余りの出来栄えについ鼻を押さえ顔がひきつってしまった。
苑火「えっと……これは何という料理でしょうか?」
…何だこの緑色の生物?は沸騰しているのにもか関わらず動いていられるのか…
この臭いはどうやったら作り出せるのか…
色々と聞きたいことは山盛りだったが、取り敢えず何を作ったのかだけ聞いてみる。
マヤ「シチューです‥一応‥」
…どうやったらシチューがこんな事になるんだよぉ~!!!!
俺は叫びたい欲望を必死って堪えた。
マヤ「すみません!私の好きなものを入れればきっと美味しくなるかと思って…」
マヤは鍋で顔を隠しながら申し訳なさそうに言った。
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