発情期!???

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――ダンッ!!!―― マヤ「キャッ!!苑火くんっ!?どうしたの!??」 俺はマヤをベッドへ押し倒し、多い被さって慌てふためいているマヤの唇に無理矢理キスをした。 マヤ「っ……んっ………!!!」 マヤ「え‥ん‥か‥く………?;」 驚いた表情のマヤの目にはうっすら涙が浮かんでいた。 苑火「マヤ…俺はこれでも思春期の男なんだ。動物には発情期ってあるだろ?」 マヤ「は………はい‥」 苑火「俺くらいの年頃になると正にその時期に値するんだ。」 マヤ「‥は‥い…」 苑火「だから…余り挑発しないでくれ………。」 マヤ「?…挑発??」 苑火「…こういうカッコとか見ちゃうと押さえが利かなくなるから………」 マヤ「あ…ゴメンナサイ……」 やっと自分の行動を理解したのかマヤの顔がみるみる赤くなっていくのがわかった。 苑火「分かってくれればいいよ…さ、ご飯冷めちゃうから早く食べに行こう?」 俺は体を起こし、塞いだマヤの華奢で細い手首を解放した。 マヤ「…はい………」 その後、苑火はマヤを残し先に部屋を出た。image=201220694.jpg
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