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はぁぁぁぁ―…
俺は何て意志が弱いんだ……
結局一緒に寝る事になっちまった…
マヤ「苑火くんはやく寝ようよ―!!!」
マヤはベッドに横になり、隣に来るようポンポンとベッドを叩いている。
苑火「あぁ…。
‥いやいや、なんでそんなウキウキなの…?」
マヤ「だって!昔みたいじゃない!?」
苑火「昔…?
あぁ、そう言えば‥」
7年前も傷ついたお前と一緒に眠った事あったっけ………
あの頃の俺は子供で…マヤはまだ猫のままだったし…今ではもう俺も大人になってしまった。
マヤだって……こんな…可愛い女の子になって………
もしかして………これって………拷問ですか???
俺なんか悪いことしたかなぁ…
マヤ「懐かしいなぁ~‥あの時からちっとも変わって無いんだもん‥」
苑火「悪かったなぁ‥変わってなくて!
て言うか、お前が変わりすぎなんだよ!!」
猫のままならまだしも…
マヤ「クスクス‥そうだね。
あ‥あのね…私…あの時からずっと…苑火くんの事………」
苑火「…ん?マヤ‥???俺の事…何????」
もしかして…もしかしちゃう…???
途中まで話すとマヤは静かになった。
―――…スースースー―――
………って、寝てやがる―――!!!!!
淡い期待をさせといてこのタイミングで寝るか普通!!!?
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