子猫ちゃん

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謎の女「‥そぅですか。やはり覚えていらっしゃらないのですね…」 とても残念そうに肩を落とし、今にも泣かんばかりの表情だ。 苑火「ご、ごめん!その‥傷けるつもりは…」 いきなり泣かれては困ると、俺は慌てて謝罪した。 謎の女「プッ‥あはははははははっ!!!」 泣きそうな顔が一転し眩いくらいの笑顔になった。 苑火「へっ!??」 何なんだこの女は!? 泣くかと思えばいきなり笑い出して… 謎の女「クスクス、解らなくて当然ですわ」 苑火「‥え?どういうこと?」 謎の女「コホン…紹介が遅れました。 私の名前はマヤ。 7年前苑火さんに助けて頂いた子猫です。」
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