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マヤ「あ!苑火さん!もうお食事は済みましたか?」
マヤはキラキラとした目で駆け寄ってきた。
苑火「いや‥まだだけど…?」
マヤ「良かった!私これから作りますね!」
余程得意なのか、とても嬉しそうだ。
苑火「うん。ありがとう」
なんか‥かわいいなぁ…!
マヤ「あ、先にお風呂の方が良かったですか!?」
苑火「いや‥寧ろ…」
君が………おいっ!!自重しろ俺っ!!!
マヤ「???」
苑火「…ご飯が先でお願いします。」
マヤ「はいっ!腕に寄りを駆けて作りますね!!」
どこから出してきたのかフリフリのカワイイエプロンを身につけキッチンへ向かっていった。
俺はリビングのソファーに腰掛けて一息ついた。
苑火「はぁ…。」
まさかこんな形であの子猫と再会するとは思っても見なかったなぁ…。
マヤ「苑火さぁん!!!」
苑火「ははははい!?」
しばらくすると、慌てふためいたようにマヤがこちらに向かって来る。
マヤ「ゴメンナサイ!」
苑火「どどどどうしたの!??」
ビ‥ビックリしたなぁ~!
何かあったのか?
マヤ「あの…コレなんですが…」
おずおずと後ろに隠していた大鍋を苑火の前へと出した。
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