優しさの欠片

２

「間に合うの？」

「あ～、…うん。多分」

光は苦笑いしながら、書きかけのレポートをパラパラと見た

「だいたいは書けてるから、バイト休めば終わると思う」

「そう。それなら良いんだけど…無理して身体を壊さないでね」

「うん、ありがと」

光は私の肩を抱き寄せると唇に触れるだけのキスをした
光とキスをするのは久しぶりな気がする

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