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入学して、一ヵ月が過ぎた。
あたしは、登校してすぐに屋上に走る。
あたしが屋上に出ると同時に一人の女の子が走って階段を駆け降りて行くトコだった。
「香月！！」
「あぁ…美花。おはよ。ゴールデンウィークは充実してたか？」
「してる…ワケないじゃん！…て言うか、香月口びるがうっすらピンクになってる…」
「あぁ…メンドくせぇな。」
香月はダルそうに言う。
「……アンタ、最近イメージどうでもよくなってるよね？」
「別に…今のは寝てたらいつの間にかキスされてただけだし」
「あっそ…どうでもいぃや。」
「いやいや…少しは興味持とうよ。」
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