歩くウサギ

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「お゙ぶッッ!?」 突然ぴょん吉が奇声を発した。 「どうした?」 「いやいや!!きみがぼくを殴ったんでしょ!?何事もなかったかのように訊くの止めてくれるかな!?」 …俺は、キューピッドなどとほざくウサギを殴ってやった。 「煩いウサ公だな。その口縫ってやろうか」 「きみ恐ろしいよ!そこらのヤンキーより極悪だよ!」 「大体、キューピッドって何なんだ」 俺はぴょん吉のツッコミを無視し、本題に入る。 「あっぼくの言葉は無視ね…そうゆう方向ね…うん。キューピッドっていうのは―」 ぴょん吉は自分の言葉を無視された事に少し傷付いた顔をしたが、すぐに話し始めた―。
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