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朝の日差しが暖かい・・・
世界の西端、【マイアスの里】の朝は今日も平和だ・・・
「リアス・・・起きてください・・・」
一人の少女が言う・・・
さらさらした金色の長髪が美しい・・・
「う~ん・・・」
リアスが目を覚ましてベッドから起き上がる・・・
「おはようラピス・・・」
「おはようございます、リアス・・・」
ラピスと呼ばれた少女はニッコリと笑って挨拶し、リアスの部屋の窓を開ける・・・
「ラピス、他の二人はどうしてるの?」
「クリスは下で朝食を作っていますわ・・・エリルは・・・その・・・」
口ごもるラピス・・・
「まだ寝てるんだね?」
「はい・・・彼女は朝に弱いので・・・」
それを聞いたリアスはニコッと笑い・・・
「先に下に行ってて・・・僕はエリルを起こしに行くから・・・」
「分かりましたわ・・・そろそろ朝食の準備も済むと思うので、早めに下りてきてくださいね?」
「うん、分かったよ。」
そしてラピスは階段を下りていき、リアスはエリルが眠っている寝室へと向かった・・・
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