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「ん~・・・・・・」
石碑を見つめるリアスが首を傾げる・・・
「読めないんだけど?」
「うん、読めないね・・・」
レイアスがニッコリと笑って言う・・・
「これは私にも読めない。恐らくは古代文字なのだろう・・・それも私が生まれるよりもずっと前の・・・」
「でも、どうしてそんな石碑が今更になって発見されるの?」
リアスが尋ねる・・・
「う~ん・・・それはだね・・・」
レイアスが言う・・・
「これは私の勝手な推測でしかないんだけど、煌凰の目覚めが関係してるんじゃないかな?」
「煌凰の目覚め?」
「そう・・・リアスの言っている通り、こんな石碑がずっと発見されずに放置されていたのはおかしい。だったら、この石碑は人に見付からないように封印されていて、それがリアスの煌凰の力の覚醒と同時に解かれた・・・そう考える事もできると思わないかい?」
頷くリアス・・・
「じゃあ、一体何故――」
リアスが言いかけた・・・
その時だった・・・
ササササササササ・・・
「何だ・・・?」
二人は謎の集団に取り囲まれた・・・
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