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美しく、儚い。
汚れもなく、純粋に。
いつも、清らかな川のように、あなたの側で流れていたい。
“なぜ?”
不意にそれは訪れた。
あなたは遠くへと行ってしまった。
わたしを置いて。
“大事なことなんだ。俺にとって。わかってくれるね?サヤ。”
何が大事なのかわたしにはわからない。
何があなたを奪っていったのかも。
ただ、わたしはずっとあなたといたかっただけ!
そう、毎日思って生きてきた。
あなたに再会する日までは。
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