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朝から小百合の電話で、起こされた。
非常に眠い。
でも、毎日のこと、もう慣れた。
付き合ってるのかって？
いやいや、そんなんじゃない。
ただ彼女は俺のマネージャー的な立場にいるだけ。
まぁ、仕方なくでしょ？
ものっ凄い俺のストライクだけど…。
で、とりあえず今から学校に向かうんだけど、ちょっと悩んでいることがある。
愛車（エコな自転式二輪車）で向かうか、電車で向かうか、どちらにすべきかな？
窓を開ける。
………鬱だ。
違った、
…レインだ。
電車にしよう。
そのまま、電車に乗る。
もちろん、学校に向かうためであって、遊びに行くわけじゃない。
約一時間かかる。
別にどうせ遅刻の身、焦る要素は全くない。
意味なく各停に乗り、さらに遅刻が悪化した。
俺は電車に乗っている時間が好きだ。
なんとなく、自分の世界に入れるし。
さて、今日は何を考えようか…。
生徒会のこと？
……嫌だ、嫌すぎる。
どうせ学校に着いたら、それしかできないんだし…。
って、ことで小百合について考えようかな…。
小百合…。
とりあえず、美人だな。
で、あとは…
オカンだ。
小百合の前世は、絶対オカンだ。
口喧しいオカンだ。
しかも過保護。
だらしない俺としては、理想的な人物だけど…。
容姿は綺麗なのに…
ん？
まさか？
小百合がモテないのって、それが原因？
解決した気がした。
綺麗なオカンは、好きですか？
………。
なんか虚しい。
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