日常?

7/11
前へ
/31ページ
次へ
「まぁ自業自得だよ、歩君。はっきり言って君はいつ刺されてもおかしくな・い・か・らぁ~」 「おいおい。俺はそんな面倒な恋愛はしない主義ですから」 「ふーん…。どうだか」 「大丈~夫!俺付き合う時は、本気になれないかもしれないけどいい?っていつも確認してるし」 「最低だな。――で、その結果がそのビンタですか」 ―――ゔっ。 痛いところつきますね。 「まぁ程々にしとけよ。歩もそろそろ本命作れって。俺・み・た・い・に~。いいもんだせ、本気の恋愛も」 「ほっとけ…」 智也は二回俺の肩をポンポンと叩いて、そのまま隣の教室に入って行った。 俺達はクラスが違う。 俺にとって智也は世界で一番大切なダチ。 だけど、実はクラスが違って少しほっとしてるんだ。 だってさ、俺って結構隠すの下手だから? 顔を見られたくない時もあるんだよね。 こう見えていろいろあるからさ。 そう、それ。 .
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!

844人が本棚に入れています
本棚に追加