揺れる想い

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…私、落ちてない………? 恐る恐る目を開けて、自分を助けてくれた人物を振り返るとあの男の子が。 「大丈夫?」 あまりの驚きにコクコクと頷くことしかできない。 そんな私に男の子は優しく笑って、 「そう。よかった。こういう時は男の力頼らなきゃ」 と、軽々階段の上まで荷物を持ち上げてしまった。
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