その2

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「陛下?」 ロザリアが女王の執務室に入ると、先ほどまで机に向かっていた筈のアンジェリークがいない。 机の上にはサインすべき書類が山と積んであった。 「まったく、あの子ったら!  目を離すとすぐ脱走するんだから」 ロザリアが探しに出ようとしたその時。 『バタン⁉』 とクローゼットの扉が開いた。 驚いて見てみると......。 「やったー🎵出来るじゃない。さっすが私」 出てきたのは女王・アンジェリークだった。 しかも何か喜んでいる。 そんな姿を見て、イヤな予感がするロザリアだった。💧
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