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アンジェリークが私服を着ている事から、仕事をしていないって事はよ~く分かった。
が、律儀なロザリアは一応聞いてみた。
「な、何をしているの?」
「あっ。ロザリア~」
ロザリアの狼狽を余所に、アンジェリークは喜んで走り寄った。
「出来た。出来たよー!女王って凄いねっ」
ロザリアの手を取りぴょんぴょんと跳ねてみせる。
「だから!何をしているのって聞いてるのよ!」
「何って、練習?」
きょとんとした顔でロザリアの問いに答える。
「練習って...クローゼットになんて入って一体何を練習していたんですの?」
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