その2

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「やだなぁ。この前話したばっかりじゃない」 アンジェリークにバシバシッと叩かれ、なんだかもう不機嫌丸出しの補佐官。 「痛いですわよっ!この前の話って一体.... ハッ!もしかして」 驚くロザリアに得意満面のアンジェリークが『ふふん』と笑う。 「時間を戻す練習...ですの?」 「ブッブー!!前女王の真似じゃ芸が無いじゃない? だから、私はタイムスリップに挑戦してたの~」 あ、頭痛い。 ロザリアはこの場から立ち去りたかった。 しかし、敵前逃亡するのはカタルヘナ家の沽券に関わる(って どんな沽券よ)。 それに、この暴走した女王を見張らなければ何をしでかすか. ..。 で、あることに気が付く。 「あなた今出来たって!」
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