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親友
壊れそうな肩をいつも抱き締めてくれた空は澱んで崩れ落ちた自我
痛々しく笑う君は
儚く散りそうになりながらも必死に笑顔を取り繕うんだ
いつもそうやって
僕の苦しみを一緒に背負ってくれるんだ
なのに僕は何も出来てない
君の苦しみを一緒に背負ったこと
君を救ったことなんてあっただろうか
カタカタと音を立てて揺れる感情を押し殺して笑う君を
いつも見守ることしか出来てない
僕は君に何が出来るのだろうか
自由気侭自分勝手な僕が
君に出来ることは何なんだろう
わからない
わからないけど
君は僕の大切な友だから
だから
僕が君を救った時に
ありがとう
と呟いて
そしてもう一度
本当の笑顔で 一緒に笑ってよ
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