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皆さん、こんにちは。
深水 風花です。
私の事、覚えていますか?
…え?覚えていない?
うわー。
今の結構、心にグサリときましたよ~…
ゴホンッ。話は変わって…
ただ今私は京の洛西にある壬生村にいます。
「(えー…)」
私はどうやら、大変な場所へと連行されたようです。
…・・え?誰にかって?
それはもちろんー…
「ホラホラ!早く来て下さい。中に入りますよ?」
「…総司。やけにはしゃいでんな、お前…。」
子供のようにはしゃぐ沖田さんとそれを呆れたように見る土方さんにです。
「はぁ~…」
こんな二人に囲まれてると嫌でも足取りが遅くなりますよ。
えぇ。
それに場所が場所だし…ねぇ。
私は改めて目の前に建っている屋敷の表札を見やる。
そこには
【壬生浪士組屯所】
の文字。
「何ボーとしてるんです?行きますよっ。」
沖田さんにガシッと腕を掴まれ、私は壬生浪士組の中へと入っていった。
(大丈夫かなぁ…私。)
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