プロローグ アイツとオレの初めての出会い。

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ついでに佐藤とか言う奴の事も聞いてみると、 ・成績は超優秀で一学期の中間で1位をとった上に期末も2点差で銀崎に勝った。 ・二輪の免許を所持していて大分前に限定解除したらしい。 ・性格の良さとその童顔から、ファンクラブがあるが本人には凄まじいプロポーションを持つ彼女がいるらしい。 ・銀崎とは以下同文。 こちらもパーフェクトピーポォらしい。腹立つな。 取り敢えず知りたいことを一通り聞き出した俺はもっかい笑い男を気絶させそのまま放置して帰りだした。 「ちっ。本当の敵はタメにありってか。」 先程のヤンキー共で上級生は伸したはずなのにな。どうやら前の学校より骨折りそうだ。 夜。 「おいおい?全然テンション上がんねーじゃんよ?」 「しょーがねーだろ。今日は気分がワリィんだ。」 ここはとある駐車場。 俺が入ってる族の溜り場だ。 最近全然楽しくない。総長が事故って以来全然走らず、全集かけてもなかなか集まらない。なので流すことさえできない。 「てかよーリューイチー。お前そろそろハンドル換えろよ~。ダセーぞ?そのセパハン。」 「マジで黙れ。コイツは俺のお気に入りだ。いい加減言葉選ばねーとブチ殺すぞ?」 「なんだとーコラ!てめーブっとばしてや……」 「やれるもんならやってみな。」 俺はあいつらが俺にかなわねぇのをしっている。所詮ただ仲間意識ふりまわしてるだけの連中だ。image=229947554.jpg
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