プロローグ アイツとオレの初めての出会い。

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「あっ!あんなところにノーパンの国枝やえ子(1-B)が!!」 …………………。 「「「……………………。」」」 まずい。沈黙が痛い。さすがに1-Bのマドンナじゃ効果が薄かったか。 あ、ターゲットに伶奈が含まれてたんだ。 「あ!あんなところに膨れ上がった財布持った高田たかお(1-E)が!」 「は?どこだどこだ!?」 まずい。反応したの高山だけだ。流石に1-Eのパシリじゃその道を知らん奴には通用しなかったか。 「なんだよ、いねぇーじゃん。」 高山も我にかえっちまった。 しょうがない。一か八か! 「あ!あんなところに全盛期の金本が!!」 「え!?どこどこ!?」 「マジかよ!サインもらわにゃ!」 「金本選手~?しかも全盛期~?やった~サインだ~!」 流石はセ界の守護神。 この間に、 「食らえ西本ーーーー!!」 「なっ!?がふぁっ!!!」 奴の口に弁当箱螺〇丸!! 「ふがふが……もぐもぐ……あ、意外とイケる………ぐはぁっ!!!」 吐血と同時に膝をついて倒れる。 サラバ西本。後は貴様の悪運と胃袋の強さを祈る。 「もー、いないじゃん。」 「あう~、サインが~。」 「てか何で西本口から泡吹いて倒れてんの?」 哀れ西本。文庫本サイズの弁当箱型戦略兵器により16才で戦死………
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